電子新聞「ePress」とは
「電子新聞」とは、新聞をデジタル化したもののことを指します。
デジタル化された情報を提供する方法は、大きくわけて2つあります。ネット回線を利用する方法と、衛星電波を利用する方法です。
これによって送られてきた情報は、パソコンやタブレットなどの端末に映し出されます。
オンラインで情報を発信し、画像や音声、動画を取り込むことも可能なことから、オンライン新聞、マルチメディア新聞と呼ばれることもあります。
電子新聞「ePress」について
90年代半ば以降、日本でもインターネットが本格的に普及し始め、インターネット利用者が急増しました。
これに伴い、各新聞社は競ってWEB上にサイトを開設し、新しい媒体としての「電子新聞」に取り組みました。
電子新聞に最も早くから取り組んでいたのは、米国の新聞社で、
1992年5月にはシカゴトリビュートン紙が、1993年5月にはサンノゼマーキュリーニューズ紙が
AOLなどのパソコン通信サービス会社と提携して電子新聞サービスを開始しました。
日本の新聞社は1993年の後半頃から本格的に電子新聞に着手し、
1995年に読売新聞、朝日新聞、毎日新聞がサイトを開設しました。
電子新聞の種類については、様々なタイプが存在します。
①ホームページタイプ
②パソコン通信オンラインタイプ
③電子メールタイプ
パソコン通信オンラインタイプとホームページタイプの電子新聞は、
新聞社があらかじめネット上に用意した情報に利用者がアクセスする形式で、新聞社の一方的な情報提供サービスではありますが、
電子メールタイプの電子新聞は、一人一人に異なった情報を提供することが可能です。
今、最も盛んなのがホームページタイプの電子新聞ですが、
プッシュ型の形態である電子メールタイプの電子新聞も有料のサービスとして育ちつつあり、最近注目されています。
紙の新聞との違い
・利点
電子新聞は、紙の新聞と比べると多くの利点が考えられます。
①速報性
②双方向性
③検索機能・蓄積性
④広域流通性
⑤多層性
・欠点
利点が多くある一方で、電子新聞には紙の新聞には勝てない欠点も考えられます。
①携帯性の欠如
②一覧性の欠如
③操作性の問題
このように、紙の新聞に優っている点もあれば劣っている点もあります。
電子新聞を読むためには、情報を受信する端末を操作しなければなりません。そのため端末の利用技術が要求されるわけですが、
逆の発想で利用技術さえ身に着けていれば、大して欠点もないのではないかと考えられますね。
特に現代においては、中年層以下の年代に関していえば利用技術は全く問題になっていません。
そのうち、紙の新聞のほうがレア、という時代が来るのも間違いないでしょう。